ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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概要

京都府立大学 Campus Guide

公共政策学科優れた公共政策をつくる力を身につけてよりよい国や地域を拓く公共政策学科は、地域・社会のあるべき姿を展望して提示すること、それを実現するための具体的な公共政策を企画立案し、管理運営し得る、次のような人材を育てることを目標としています。1福祉社会(生涯にわたる人間発達を多様に保障する社会)の実現という目的を共有し、実現しようとする人材、2それを市場・政府・非営利の各部門の協働を通じて行うことの意義と必要性を理解している人材、そして、3各部門での公共政策の企画立案や管理運営に必要な基礎的能力を身につけた人材です。カリキュラムの特徴公共政策学部政策がわかり、つくれるようになる政治学・法律学・経済学の基礎が学べる京都へのこだわり・京都府とのつながり政治学、法律学、経済学では、政治・行政・法律・経済について現状がどうなっているのか、なぜそうなっているのかについて学ぶことができますが、社会やその中での暮らしをよりよいものにするために誰が動くべきか、何をすべきか、どのようにすべきかについては学ぶことができません。それを学べるのが公共政策学なのです。公共政策学科は、京都をはじめ、日本の地域をよりよくしたいと思う人を育て、応援する学科です。京都府内の地方自治体・民間企業・NPOでの実習機会が多くあります。教員の中には京都府職員として実務経験を積んだ教員がおり、主要な授業科目には京都府職員が研修として参加することもありますので実務家と一緒に学ぶことができます。公共政策学はそれ自体が新しい一つの学問分野ですが、従来からあった政治学、法律学、経済学などと深く関連しています。公共政策学科では、これら公共政策学と関連する学問の基礎については、法学部や経済学部で学ぶのと同じように学ぶことができます。Faculty of Public Policy4年間の学習の流れ政策力をつける1回生2回生3・4回生公共政策学入門Ⅰ・Ⅱ市民参加論ケースメソッド自治体政策公共政策概論Ⅰ・Ⅱ現代社会と公共性政策評価論Ⅰ・Ⅱ公共政策特殊講義Ⅰ~Ⅵ公共政策実習Ⅱ演習基礎演習公共政策実習Ⅰ専門演習Ⅰ専門演習Ⅱ関連学問分野の基礎を固める少人数教育・新しい教育手法政治学概論経済学概論法律学概論Ⅰ統計学Ⅰ公共政策学科の定員は50名。公共政策学ならではの教育手法として、ワークショップ、政策づくりや評価や仕分けの模擬体験、ケースメソッド、ゲームを用いた学習などがありますが、これらはいずれも少人数向けです。他の多くの大学では大学院でしかできないような少人数向けの新しい教育手法を学部の教育に導入しています。政治学Ⅰ・Ⅱ地域社会論ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱマクロ経済学Ⅰ・Ⅱ法律学概論Ⅱ憲法Ⅰ・Ⅱ行政法Ⅰ・Ⅱ社会学概論Ⅰ・Ⅱ教育学概論Ⅰ・Ⅱ心理学概論Ⅰ・Ⅱ財政学Ⅰ・Ⅱ環境経済学民法総則物権法債券法契約法社会調査統計学Ⅱ生涯学習論Ⅰ・Ⅱ政治学Ⅲ・Ⅳ地方自治論経済政策論地域経済論Ⅰ・Ⅱ地方財政論Ⅰ・Ⅱ行政法Ⅲ刑法Ⅰ・Ⅱ担保法会社法環境社会学教育制度論Ⅰ・Ⅱ社会福祉法制公的扶助論政策過程論社会政策論計量経済学地方自治法労働法Ⅰ・Ⅱ家族法社会保障論Ⅰ・Ⅱ老人福祉論Ⅰ・Ⅱ家族福祉論総仕上げとしての卒業論文進路・就職のイメージ国家公務員、地方公務員(行政職)、民間企業、NPO・NGO、社会企業家、大学院進学、中学・高校教員など取得できる資格教員免許(中学社会、高校公民)初級地域公共政策士(政策能力基礎)21