ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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概要

京都府立大学 Campus Guide

生命環境学部Faculty of Life andEnvironmental Sciences学部長からのメッセージ「研究」を精力的に行う理系学部生命環境学部は、京都府立大学では唯一の理系学部で、6学科から構成されています。「生命」と「環境」を共通テーマに、極めて幅広い領域をカバーする学科構成で、基礎的理数系科目の習得だけでなく、先端科学そして境界領域から人文科学系分野までの知恵と知識を使いこなせるよう人材を磨き育てて行きます。小さな大学ですから、学生と教員の距離が近いことを生かして、日々の学習や卒業研究を密に行い、それぞれの専門分野で、世界にも通用する優れた人材を育てようとしています。その結果、卒業する学生の多くが、大学院に進学して「研究」を継続し、かつ主要企業でも活躍しています。つまり4年間の学部教育を通じて、土台となる教養・専門性を高める柱を立てながら、「未知」を「知」に発展させていく「研究」を精力的に行う学部であることを強くアピールしています。さあ、私たちと一緒に、歴史と伝統のある京都・下鴨の地で、実りある学生生活を、一緒にスタートさせましょう。生命環境学部長渡部邦彦教授学部教育理念・目標生命環境学部は、「生命」と「環境」に関わる諸領域の学術を学際的、総合的に考究することを目的として、人間の生活や産業などの諸活動と自然環境との共生を図るための知識と技術を身につけられるようにします。具体的には、1.生命分子機能の応用2.生物機能開発と食料生産の向上3.食環境と健康の向上4.自然環境と情報環境の向上5.人間生活と住環境の向上6.森林の保全と利用に関わるそれぞれの領域で、第一線で活躍できる人材育成を目標としています。生命環境学部求める学生像生命分子化学科Department of Biomolecular Chemistry1高等学校での十分な基礎学力を身につけ、論理的思考力、想像力、コミニュケーション能力、自主性、協調性に富んだ人2化学をはじめとする科学全般、とくに、生命、環境、医薬、食料などに対する好奇心と探究心が旺盛で、入学後の厳しい自己研鑽と学力評価に耐える気概のある人3将来、新規な生命分子の構造や機能の解明に関わる基礎研究、医薬品や先端材料の開発と生産、次世代分析・バイオデバイスの開発などの分野で活躍を希望する人農学生命科学科Department of Agricultural and Life Science1生命科学とその応用に興味を持ち、未知の課題に挑戦する勇気と、強い探求心をもつ者2日本や世界の農業と食料生産、その技術や流通、発展に興味をもち、専門知識を通じてそれらへの貢献を志す者3大学院等へ進学し、学問研究を深め、生命科学、農学、食料生産などの先端分野で人類の知と技術の地平を切り開く者食保健学科Department of Food Sciences and Nutritional Health1「食」と「健康」に興味関心があり、知識探求に意欲のある人2「食」と「健康」を取り巻く課題発見と解決に寄与する意欲のある人3「食」を通じて、日本と世界の人々の健康の保持・増進のために社会に貢献する専門的職業人を目指す人環境・情報科学科Department of Informatics and Environmental Science理工系分野で世界に通用する専門家となるためには、まず好奇心と論理的思考能力と表現力が必要です。各理系科目を暗記ではなく理解して、自分の言葉でその内容を語る能力があるかを重要視します。1柔軟な発想のもとに思考する創造性豊かな人2社会に役立つ物質の創成、新しい技術の開発に夢を持っている人を、ポテンシャルが高い人と考えています。そして、先端科学技術を人々の生活の向上に生かそうという気概を持つ人を求めます。環境・デザイン学科Department of Environmental Design1地球環境と人類にとって望ましい住居、建築、都市、地域、暮らしのデザインについて、生活者の視点から科学的に追究する意欲のある人2事柄を総合化して設計し表現する能力を身につける意欲のある人3住居・建築に加えてランドスケープ、プロダクト、生活美学、循環型社会論等にも関心のある人4地域の自然・歴史・文化・産業および人類と自然の共生について興味のある人森林科学科Department of Forest Science1自然や科学に対する興味と探求心を持ち、森林に関連する諸問題を積極的に学ぼうとする人2自然を慈しみ、自ら問題点を発掘し、論理的な思考力や判断力を持って、自ら問題点を解決できる人3森林に関係する分野において、産業の発展、地域貢献、さらに国際的な視野に立った活躍を目指す人Faculty of Life andEnvironmental Sciences26