ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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概要

京都府立大学 Campus Guide

農学生命科学科生命科学と農業科学の最先端で活躍する人材を輩出生命科学と農業科学の急速な発展を背景として、本学科は、「ゲノムから生産まで」をカバーする総合的な農学の教育・研究を行っている。具体的には、ゲノム・エピゲノムの機能解明と効率的な育種、人を含む動植物の未知機能の解明とそれを利用した物質生産や農産物の品質改良、作物栽培や家畜飼育に関する先端的な技術開発、生物間相互作用の解明とそれを基礎とした病害虫管理、生物多様性の解明・利用・保全、農業経営・流通等についての教育・研究を進めており、それらを通じて、新しい農業科学とそれに関連した生命科学分野に対応できる高度な人材の育成を行っている。カリキュラムの特徴2つのコースと13専攻科目生物機能科学コース(6専攻科目)および植物生産科学コース(7専攻科目)の2コースを設け、幅広い専門基礎知識を学び、13専攻科目に即したフィールドワークやラボワークを経験した後に、興味に合った専門分野を選択することができます。生命環境学部少人数制による卒業論文研究充実した実験・実習附属農場(精華・下鴨)や動物飼育施設、昆虫飼育室、京都府の生物資源研究センター等の充実した教育・研究施設を活用し、生命科学や農業科学に関連した様々な実験や農業経営学の演習を行い、幅広い知識に基づいた総合力を養ないます。4回生になると、本人の志望を考慮に入れて13専攻科目からなるそれぞれの研究室に分属され、一人一人に卒業論文研究のテーマが与えられます。2~3名の学生に対し教員1名を割り当てるので、行き届いた指導の下に研究の手技・手法を学ぶことが出来ます。Faculty of Life andEnvironmental Sciences高度な専門能力の習得4年間の学習の流れ研究室では、卒業論文研究に必要な文献を調べ、国内外の学術雑誌に発表されている最新の原著論文を紹介することで、高度な専門知識と最新の情報を身につけます。また、研究発表や学術学会への参加などにより、生命科学や農業科学に関する高度な専門能力を養います。植物生産科学コース総仕上げとしての卒業論文(各研究室に配属)(4回生)専攻科目実験専攻科目演習卒業論文生物機能科学コース専門講義と実験・実習(3回生)科学英語Ⅰ・Ⅱ植物生産科学基礎実験植物生産科学専門実験植物生産科学基礎実習及び同実習法植物生産科学専門実習及び同実習法生物統計学植物育種方法論持続型果樹園芸学農業経営学演習作物学花卉園芸学進化多様性昆虫学農業と食料の経済学環境保全型農業論技術中国語Ⅰ・Ⅱ専門講義と実験・実習(3回生)科学英語Ⅰ・Ⅱ生物機能科学基礎実験Ⅰ生物機能科学基礎実験Ⅱ生物機能科学基礎実験Ⅲ生物機能科学基礎実験Ⅳ遺伝子工学生物分子機能学植物感染機構学植物病害管理学生物統計学植物ゲノム情報学動物生理学Ⅱ動物細胞工学動物衛生学Ⅱ分子栄養学Ⅱ食品機能学食糧加工学バイオ生産学応用微生物学運動生理学植物分子生理学技術中国語Ⅰ・Ⅱ3回生進学時にコース選択共通の講義と実験・実習で基盤を養う(1・2回生)植物育種学果樹園芸学野菜園芸学応用昆虫学農業経営学細胞工学資源植物学分子遺伝学植物病理学動物生理学Ⅰ動物衛生学Ⅰ分子栄養学Ⅰ遺伝子制御学環境政策論植物生理学植物生態学遺伝学発酵生理学酵素化学生物化学Ⅱ有機化学Ⅰ有機化学Ⅱ農学生命科学基礎実験・実習Ⅱ農学生命科学集中実習人間生活と環境情報処理概論生物生産と生命科学森林の科学生命の分子化学基礎物理学Ⅰ基礎物理学Ⅱ基礎化学Ⅰ基礎化学Ⅱ基礎生物学Ⅰ基礎生物学Ⅱ基礎地学Ⅰ基礎地学Ⅱ基礎数学Ⅰ基礎数学Ⅱ物理学実験及び同実験法化学実験及び同実験法生物学実験及び同実験法農学生命科学基礎実験・実習Ⅰ農業技術論動物分子情報学農学原論植物栄養学Ⅰ土壌環境学生物化学Ⅰ進路・就職のイメージ大学院へ進学し、より高度な研究テーマに挑戦する学生が多いのも当学科の特徴です。また、就職先としては、食品や薬品関連の企業のほか、国家及び地方公務員や、教員などが挙げられます。取得できる資格教員免許(中学・高校理科、高校農業)、学芸員29