ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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概要

京都府立大学 Campus Guide

生命環境学部Faculty of Life andEnvironmental Sciences学科トピック農学生命科学科に新しい仲間本年1月より植物ゲノム情報学研究室に佐藤壮一郎先生を助教として迎えました。先生は植物やラン藻の光合成に係わるタンパク質や遺伝子について、また、DNA分子がどのようにして遺伝子として働くようになるのかを研究されています。佐藤先生が加わり、学科の「ゲノムから生産まで」の教育・研究がさらに強化されました。学生実験用の顕微鏡がさらに充実27年度より学生実験用の生物顕微鏡と実体顕微鏡の更新を始めましたが、28年度はさらに更新が進みました。皆さんが入学される頃には一人ひとりが全て新しい顕微鏡で観察できることになります。生物学は観察から始まるといっても過言ではありません。これまで以上にクリアーな像を見ながら生命の不思議を体験して下さい。生命環境学部在学生の声農学生命科学科では、1.2回生で幅広く基礎的な科目を学び、3回生での専門的な実験や実習を経て、4回生から本格的な研究を始めます。私がこの学科を選んだ理由は、高校の生物の授業が大好きで、大学でもっと学びたいと思ったからです。植物のこと、動物のことなどを幅広く学び、楽しく授業を受けています。附属農場での合宿は、学科内の同級生との距離が縮まり、その後の大学生活がさらに楽しくなります。実習で稲刈り機に乗って稲を収穫している瞬間は、最高に楽しい思い出となりました。この学科だからこそ体験できることがたくさんあります。先輩からのメッセージ4回生N・NFaculty of Life andEnvironmental Sciences私は2016年に京都府立大学大学院を修了し、中学校の理科教員として働いています。教員になることは大学を選ぶ時からの目標でした。ではなぜ、教育学部ではなく農学生命科学科を目指したのか。それは、理科を教えるなら、最先端の科学の「本物」に触れておかなければ!という思いからでした。大学・大学院では、遺伝子組換えキクでウイロイド病を抑える研究を行いました。実験を計画し、試行錯誤する中で知った事は「生命の不思議さ、複雑さ、美しさ」でした。これが、今、子どもたちに理科を教えたいという原動力となっています。京都府立大学だからできる少人数での学び。落ち着いた環境。素晴らしい先生方、仲間の支え。京都府立大学はそのような学びができる場です。2013年度卒業H・T卒業生の主な進路状況(平成26~28年度累計)※円グラフは、平成28年度卒業生の進路先データによるものその他8.7%教員2.2%公務員8.7%民間37.0%進学43.5%主な進学先京都府立大学大学院京都大学大学院主な就職先【民間企業】DHLサプライチェーン(株)、JA西日本くみあい飼料(株)、アルフレッサファーマ(株)、(株)関西アーバン銀行、菊正宗酒造(株)、(株)滋賀銀行、セキスイハイム近畿(株)、全日本空輸(株)、第一三共(株)、大和証券(株)、タキイ種苗(株)、ナカライテスク(株)、(株)日立製作所、山崎製パン(株)、ローム(株)【公務員】農林水産省植物防疫所、京都府(農業)、滋賀県、滋賀県(農業)、奈良県(農業)、京都市(技術・畜水産)、長岡京市30