ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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概要

京都府立大学 Campus Guide

大学院Graduate School公共政策学研究科Graduate School of Public Policy公共政策学専攻【博士(前期・後期)課程】Public Policy Course【Master's and Doctoral Courses】公共政策を拓く研究者・高度職業人養成国や地域の維持・発展に不可欠である公共政策を企画立案し、それを管理運営する能力を高いレベルで有する専門的職業人や公共政策学の発展を担う研究者を養成します。博士前期課程では、公共政策学の原論とそれに関わる政治学、経済学、法学を基盤として、1人々の暮らしや労働に関わる法制度や政策のあり方といった福祉社会システムを展望する教育研究と、2国や地方自治体における行政管理や政策決定・政策評価のあり方を検討する教育研究を行います。博士後期課程では公共政策学に関わる専門分野の「特殊研究演習」により、集団的・個別的な指導を徹底します。在学生の声博士後期課程1回生H・I私は府大の博士前期課程を修了して4月から博士後期課程に進学し、研究者を目指しています。公共政策学研究科では、留学生や現役の社会人、退職後の社会人など年齢も研究テーマも様々な人が一緒に研究に取り組んでいます。修了後の進路も公務員やシンクタンク、研究者など様々です。研究テーマは多様ですが、少人数の研究科なので院生同士はもちろん、先生方との距離も近く、とても丁寧に指導していただくことができ、充実した環境で研究できます。公共政策学研究科で一緒に研究しませんか?進路・就職のイメージ大学教員、公務員、ジャーナリスト、NPO職員など取得できる資格教育職員専修免許状(中学社会・高校公民)、地域公共政策士大学院福祉社会学専攻【博士(前期・後期)課程】Welfare Society Course【Master's and Doctoral Courses】福祉社会を担う研究者・高度職業人養成福祉社会の実現をめざし、福祉・人間形成の高度な知識や技能をもって、地域の福祉活動を創造・指導・援助する、あるいは人々の生涯発達に寄与できる専門的な職業人や研究者を養成します。博士前期課程および後期課程は、社会福祉学・社会学・教育学・心理学を基礎とする授業科目によって編成されています。すべての分野の教員による集団的な指導と、学生が学ぶ専門分野の教員による個別指導を両立させていることが特徴です。学生はみずから専門とする学問領域の深い知識とその周辺領域の幅広い知識を同時に身につけることができます。在学生の声大学で学んだ社会福祉学を深めたいと思い、大学院に進学しました。大学院の授業は少人数で行われ、学生の関心に沿った内容について議論しています。社会福祉学以外にも、社会学や教育学、心理学といった他の分野の先生方と直接お話しする機会がたくさんあり、学部生の頃とは違う視点を持って研究を深めることができます。さらに、現場で働く社会人学生や、海外の制度を研究している留学生もいるため、新しい知識や気付きを得ることの多い環境だと感じています。博士前期課程2回生K・NGraduate School進路・就職のイメージ前期課程修了者は、公務員、社会福祉専門職、教育専門職、民間企業など、後期課程修了者は、主に大学教員。取得できる資格教育職員専修免許状(高校福祉)社会人入学共同研究地域公共政策士自治体や福祉現場、学校などのキャリアアップ・リカレント教育にも力を注ぎ、社会人にも広く門戸を開いています。前身の福祉社会学研究科以来、開設17年目を迎える本年度には、前期課程、後期課程ともに多くの社会人院生が在籍しています。多くの社会人院生は、2015年度から始まった社会人長期履修制度を活用して1年にかかる授業料負担を少なくして学んでいます。福祉社会ならびに公共政策に関する研究の発展・普及に貢献するため「福祉社会研究会」を組織し、「福祉社会フォーラム」を定期的に開催しています。研究会誌『福祉社会研究』を17号まで発行しました。また、『京都府立大学学術報告公共政策』は8号まで発行しています。京都地域未来創造センターと協力して、日常的に地域にかかわるさまざまな共同研究に取り組んでいます。行政、NPO、民間企業の壁を越えて地域の公共活動や政策を主導できる人材(地域公共人材)を育成するための資格として設けられている地域公共政策士資格(一般財団法人地域公共人材開発機構が認定)を取得することのできるプログラムを用意しています。40