ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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概要

京都府立大学 Campus Guide

留学生数(2017年4月現在)区分学部大学院研究生文学部/文学研究科7 7 6公共政策学部/公共政策学研究科生命環境学部/生命環境科学研究科計2 5 11 7 110 19 8海外研修プログラムマッコーリー大学における短期海外研修文学部で2016年度からスタートした国際京都学プログラムのひとつに、「世界遺産都市研修Ⅰ」があります。この授業は、オーストラリア・マッコーリー大学での約1ヶ月間にわたる語学・文化研修を通じ、異文化への理解や発信能力の向上をねらいとし、授業の特徴を一言で言うと、「世界遺産を共通点に京都とシドニー、日本とオーストラリアを結ぶ」です。研修ではマッコーリー大学の現地学生に向けて、京都の地域文化に関するプレゼンテーションを行います。渡航前の事前学習では、的確な英語表現や発表態度、視覚資料の効果的な使い方などを学び、いかにして京都の魅力を伝えるかを考えます。現地では午前中に英語研修、午後からは学生との交流やシドニー見学、グループで課題に取り組む時間などを設けています。この授業の受講生は、異文化圏における世界遺産のあり方や取組を通じ、京都文化の特質を国際的な視野から捉えることが出来るようになるとともに、本研修で身につけた高い語学力により、京都文化を国内外へ発信することができるようになります。国際交流体験談文学部欧米言語文化学科2回生Y・M向こうでは、日中にマッコーリー大学に通い、英語で授業を受け、放課後はシドニーの街を観光したり、ホームステイ先に帰って、ホストファミリーと交流したり、といった毎日でした。滞在中は、なかなか自分の言いたいことが言葉にできず、もどかしい思いをすることもありましたが、振り返ってみると、日本にいるだけでは絶対に経験することのできない貴重な経験や出会いがたくさんあり、すごく充実した1か月でした。英語を集中的に学べたことはもちろん、異文化を肌で感じることによって、国際理解が深まったり、日本の良さや、仲間の素晴らしさに改めて気づけたりと、英語以外にも多くの発見や学びがありました。行く前は、不安もありましたが、今は行ってよかったな、と心から思います!皆さんもぜひ、大学生のうちに、今しかできないことにどんどん挑戦してみてください!レーゲンスブルク大学における短期(1か月)・中期(5か月)海外研修レーゲンスブルク(ドイツ連邦共和国)は、2006年UNESCOの世界遺産に登録された中世のたたずまいをもつ南ドイツの美しい街です。本学が協定を結んでいるこの街の大学で、毎年「世界遺産都市研修II」(2単位)の一環として短期海外研修プログラムが実施されます。この授業とプログラムは、全学のドイツ語受講者に開かれています。現地での授業は、ネイティヴ話者によるドイツ語で行われます。科目としては、ドイツ語のほか、ドイツの地理、歴史、政治、文化事情、また音声学など個別のテーマもあります。また文学部の学生に開かれた、5か月の中期研修プログラムがあります。現地で1か月間のドイツ語集中授業を受けたのち、通常のセメスターの授業を受講します。授業のいくつかは本学の単位に読み替えられ、半期留学をしても4年で卒業することが可能です。International Exchange体験談文学部欧米言語文化学科3回生A・S私は二回生の夏にレーゲンスブルクへひと月ほど勉強しに行きました。世界遺産の町レーゲンスブルクには魅力がたくさんあります。赤煉瓦の美しい町に入れば映画のなかにいるように錯覚させ、外から眺めれば木の緑と相まって一枚の絵のようでした。またなんといっても安くておいしいジェラートやケーキの味は忘れられません。主にドイツ語を学びましたが、現地で学ぶことはそれ以上を私に教えてくれました。大学だけではなく駅、レストラン、周りのすべてが学びの場でありました。日本語が使えない生活は慣れるのに苦労しましたが、言語のもつ可能性と多様性を肌で感じることができました。これは日本で机に向かっていてもなかなか体験できないことです。58