文学部シンポジウム


・「祈りの東西 ―背教者ユリアヌスから藤原道長へ― 宗教遺産からみる信仰の歴史」
日時 2010年11月6日 場所 京都府立大学 大学会館 2F ホール
主催:京都府立大学文学部・京都府立大学地域連携センター


講演・討論

○女神像が消える ―ローマ帝国のキリスト教化をめぐって―
南川高志(京都大学大学院文学研究科教授)

○孔子廟における孔子祭祀の変遷 ―中国と朝鮮にみる―
中 純夫(京都府立大学文学部教授)

○泉と社と寺 ―日本古代の山川信仰と宗教遺産―
菱田哲郎(京都府立大学文学部教授)

○神々の変貌と仏 ―古代から中世へ―
上島 享 ( 京都府立大学文学部准教授)

パネル・ディスカッション
司会進行:渡邊 伸(京都府立大学文学部教授)

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開催概要

 去る11月6日土曜・午後1時より、文学部ならびに地域連携センター主催の公開シ
ンポジウム「祈りの東西 ―背教者ユリアヌスから藤原道長へ・宗教遺産からみ
る信仰の歴史―」を開催しました。
 このシンポジウムでは、ローマ帝国の神殿や孔子廟、日本の古代・中世の社寺
を例に取り、その比較から「宗教遺産」にみられる信仰の歴史をとらえようとし
ました。
 当日は一般から100余名の方々のご参会をいただき、盛況のうちにシンポジウ
ムを行うことができました。ご参会くださいました皆様には厚く御礼申し上げま
す。
 今回の趣旨でありました、人々の信仰活動そのものも遺産ととらえ、心と物の
両方から、京都にも数多い宗教遺産のありようをとらえるというプロジェクトに
ついて、ご好評をいただくことができました。
 また、多くのご質問やご要望もいただきましたので、プロジェクトでそれらに
もお応えできるよう、今後、研究を進めていく所存です。今後ともご支援、ご助
言を賜りますようよろしくお願いいたします。


チラシ



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