授業・調査の様子6

文化遺産デザイン研修(2013.3 歴史学科 上阪 航)

歴史学科では、学生有志が参加する「文化遺産デザイン研修」が設置されています。
地域に存在する文化遺産を、地域の中でどのように活用するか考える(=デザインする)ことができるようになるための
スキルアップとして、各地域の実践例を学び、地域の文化遺産を調査し、その活用例を企画していくことを目的に、様々
な活動を行っています。

今回は、京都アスニーで催されている以下の展示の展示替え作業の一部を文化遺産デザイン研修で行いました。


京都アスニー開館30周年記念 国際日本文化研究センター共同企画
古典の日記念 京都市平安京創生館 特別展
『京の地図学者 森幸安の世界』(全12回シリーズ 2011年4月〜2013年4月)

シリーズ第12回(最終回)「山城国図と畿内図」
展示期間2013年2月23日(土)〜2013年4月22日(月)


開館時間:午前10時〜午後5時
休館日:火曜日及び年末年始(12/28〜1/4)
入場料:無料




展示地図の配置を考える学生たち



展示替え作業当日は、大学院生と学部2回〜4回生の学生、合せて6人で3つある各ケースの地図の展示作業を行い
ました。第11回の展示物を撤去したのち、今回展示する地図の配置及びケース内の清掃などを行いました。事前
に作られたレイアウト通りいかないことや実際の現場での判断に任されることなど数多くのことを学びました。



展示替え風景1



展示替え風景2

この展示は2013年4月22日まで行われています。2年間・12回(2011年4月〜2013年4月)にわたる連続特別展示の最
終回ともなっておりますので、ぜひ一度京都アスニーに足を運んでみてください。