京都府立大学名誉教授花と緑の生活文化研究所下村 孝

 研究所の目的

  京都府立大学を退職しました。ランドスケープデザイン研究室が取り組んでいた研究を引き継ぎ発展させるために,花と緑の生活文化研究所を開設します。
  未だ,準備段階で,ホームページの改定もできていません。できるだけ早く,新しい ページに移行します。しばらくの間,ご辛抱願います。
 研究所は,人の生活に対する緑の役割を明らかにします。
 そして,生活の身近に緑を持ち込む手法を考えます。
 地球温暖化やヒートアイランド現象の進行で,都市の人々の生活が脅かされつつあります。
 また,京都には平安以降の歴史の中で,豊かな自然と文化が残されています。
 そこで,都市における緑化のあり方,および,京都の生活の中に残された人と緑の関わりに学び,現代の生活の中に活かす方法を考えます。
 さらに,身の回りで利用される緑化植物の特性を把握し,適切な利活用の方法をも考えています。
 


 立体緑化・屋上緑化に関する私の考え方を示した講演内容と論説をアップしています。
 ヒートアイランド対策以外に,屋上や壁面を緑で覆うことの意義を考える視点を提起しています。
 下のタイトルをクリックして訪ねてください。

1.都市における緑の効用 −身近な緑がもたらす心身の健康と人間らしい生活−
2.建築緑化 都市生活にとっての屋上・壁面緑化の意義とその普及のための課題
3.屋上緑化のための基本的視点と今後の課題


 久しぶりの改定も,今のところ,ここまでです。できるだけ早く続きを完成させます。
 しばらくお待ち下さい。

 京都の夏は祇園祭と大文字を経て,記録破りの酷暑を抜け出そうとしています。

 写真は,左から,真夏の赤い花,京都御苑九条邸のサルスベリ。
その右隣は,市内丸太町通りで見かけたハギの開花(2009年9月末)。
そして,山科区大乗寺のスイフヨウ(2009年10月)。
さらに,秋が深まると,わが国発の水力発電所疏水夷川ダムとソメイヨシノ・モミジの紅葉(2009年11月末)


行く夏を惜しむ写真を少し

 左2枚:梅雨が空けると太陽の光に輝きを増すヒマワリの花。
 花アブ?の訪問を受けるヒマワリ。いずれも兵庫県・旧南光町で撮影。
 右2枚:住宅の庭に咲いたヒメシャラと蜜を集めるクマバチ。京都市左京区
植物と風景。

左:私が研究材料にしていたノシランも種子(果実ではありません)を実らせ,やがて美しいコバルトブルーに変わります。
中:船岡山から眺めた大徳寺山門。これも,420mmズームの威力です。利休の自刃を招いた出来事もここから。
右:石井修氏設計のビル。パンチングメタルを覆うツタを室内から見ると,新しい発見が。




府立大学在職時の研究室から眺めた秋景(2005年.10月)と屋上からの西山夕景(2008年11月)です。

●研究所が目指していること

 近年,花と緑が人々の生活にとって欠かすことのできないものであることが理解されるようになってきました。特に,緑の乏しい都市に花と緑を持ち込む都市緑化は,環境共生のためにも重要です。ランドスケープデザイン研究室では,主として都市の中の花と緑の役割や利用の仕方に重点をおいて研究を進めます。

1.生活の身近にある花と緑の役割とその材料
 花と緑が身近にあることが人々の生活にどのような役割を果たすのかを科学的に明らかにしたいと思っています。花と緑のある空間でなぜどのように安らぐのかを確かめることで都市の中に緑を持ち込むことの意義が明らかになるからです。
 また,身近に用いられる植物の生育実態を明らかにしてその利用の方法を考えます。
・室内の緑の役割
 商業空間に持ち込まれた観葉植物や住まいに置かれる観葉植物,そして,近年流行しているコケ玉などの小型室内幼植物が人に与える影響を探ります。
・身近な植物の利用実態とあり方
 日陰に強く強健なグラウンドカバーやつる性植物などの利用実態などを調べて,今後の利用手法の改善に活かします。

2.生活空間への花と緑の持ち込み方
・ガーデニングブームと今後のあり方
   最近のガーデニングのブームで住まいの内外に花や緑を持ち込むことが流行していますが,その考え方や資材,植物材料の利用や管理の仕方はまだまだ改善の余地があると思われます。1990年代中後期のガーデニングブームでは,園芸先進国であるヨーロッパに学びながら,その後追いに終わらず,わが国らしいガーデニングのあり方を探る方向も示されました。
 その実態を探り,今後のあり方を考えます。
・都市緑化の手法−屋上緑化と壁面緑化−
 私たちの研究室では,私たちの生活の場である日本の自然環境あるいは建物の外観や町並みの構造という住環境にふさわしい花と緑の利用の仕方を考え方や技術の面から考えていこうとしています。
 地球温暖化やヒートアイランド現象の進展の中で,屋上緑化や壁面緑化に注目が集まり,その方法論や技術の開発が課題となっています。また,ビルや住まいのコンクリートの屋上や壁面を緑で覆うことにより,輻射熱を反射し,植物の蒸散による微気象の調節も期待できます。さらに,ビル,住まいの外観の質が高まり,町の景観が向上することも期待できます。
 また,人の心に安らぎを提供するという効用もあります。
 屋上緑化と壁面緑化の方法論や技術の発展と普及を目指し,これらを総合的に捉える立体緑化の視点で研究を進めようとしています。
 このホームページのはじめに講演要旨や論説をリンクしています。ぜひご覧下さい。

3.京都の緑環境の実態と今後のあり方
・京都の花と緑の実態とそのあり方
 府立大学に隣接する京都府立植物園や街路樹下での草花栽培,京町家に残されている坪庭や前栽の現代的意義などを明らかにし,その今後のあり方や私達の生活への取り込みの可能性を探る試みを続けています。
・京都の公開庭園の利活用に実態と保全と活用の可能性
 京都には,平安時代から現代まで様々な様式の庭園が作り続けられてきました。それらの庭は現存,あるいは発掘復元されて保存,公開されています。それらを歴史の資源として広く公開し,人々の文化と現代に活かすための調査研究を続けます。

4.都市に残された緑の遺産・・巨樹巨木の利活用
 都市に緑を持ち込み,増やすためには,緑の価値を知り,愛着を持てる人々が必要です。学校に残された巨樹・巨木の利用実態を探り,環境教育の可能性や今後のあり方を探り増す。

●最近の研究の成果

家庭やオフィスでの室内植物の利用実態とその役割を探る
 身近な植物が癒しや安らぎをもたらすことは,ここ数十年の間の研究で明らかにされてきました。  しかし,家庭における植物の利用実態や人々の評価についての調査は見あたりません。
 また,オフィスにおける室内植物の利用は,長く,中大型の観葉植物に限られていました。しかし,近年,卓上における小型室内植物の利用が広がってきています。
 そこで,小型室内植物が中大型シル無い植物同様に,癒しやストレス軽減の機能を持つ可能性を探りました。
 さたに,小型室内植物の内,苔玉の利用実態や特性を探りました。  現在は,苔玉以外の小型室内植物を含めて,これらの植物の評価構造を探っています。

論文
●下村 孝・黒宮ゆかり・上町あずさ,2007,家庭における室内緑化植物の利用実態と利用者の意識,人間・植物関係学会,6(2):31-39
●長谷川祥子・下村 孝,2008,室内植物として利用される苔玉の利用の実態および評価に関するアンケート調査,ランドスケープ研究,71(5):833-836
●長谷川祥子・下村 孝,2009,小型室内植物として普及しつつある苔玉の販売実態,人間・植物関係学会雑誌,9(1):23-30
●長谷川祥子・下村 孝,2010,作業室内の小型および大型植物が作業者の心理に及ぼす影響の比較検討,緑化工学会誌,36(1),63-68


グラウンドカバーの生育・利用特性を探る
 わが国の花壇やコンテナにはヨーロッパで改良された草花が多く使われています。しかし,これらの植物はわが国の暑い夏に不向きであるなど,解決すべき課題が少なくありません。一方,わが国に自生するフッキソウ,リュウノヒゲ,ヤブランなどの常緑の草花はグラウンドカバーと呼ばれる常緑の地被植物として欧米の庭園で広く利用されています。
 わが国の気候で育ったこれら自生の植物をガーデニングや都市緑化の中で利用することで夏の花壇やコンテナを美しく維持し,管理の手間を省くことができると考えられます。
 これまで,これらわが国に自生する植物の内,キチジョウソウ,ヤブラン,ジャノヒゲなどを使って遺伝資源としての活用を計るための研究を行い,繁殖効率を高めるための研究も行ってきました。

論文
●Shimomura, T., Hirai, J. and Kondo T.2001,Effect of size, age and division of tuber on the growth of Oxalis articulata Savigny Journ. Jpn. Soc. Reveg. Tech.27(1):131-135
●近藤哲也・高橋孔明・深井誠一・石本里見・下村孝,2003,ノシラン(Ophiopogon jaburan Lodd.)種子の発芽特性と貯蔵法および実生の初期生育,園芸学研究,2(3),271-276
●勝川健三・下村 孝,2006,イモカタバミ(Oxalis articulata Savigny)の生育と開花に及ぼす温度と日長の影響,緑化工学会誌,32(1):38-43


リュウノヒゲの利用(左)とキチジョウソウ果実(右)リュウノヒゲの利用(左)とキチジョウソウ果実(右)

京都の庭園から情報提供を
 京都には平安時代から大正まで,歴史に名を残す庭園が数多く,訪れる観光客も多くなっています。しかし,来訪者への情報提供は十分とはいえません。そのことが,庭園の魅力や重要性の理解を不十分なものとし,リピーターの増加に妨げとなっている可能性があります。
 庭園への来訪者やにたいするアンケートや実際に庭園を訪れての実態調査で,現状を明らかに知ると同時に今後のあり方を考えています。
論文
●下村 孝・水野聖子・加藤博,2004,京都の公開庭園における観光客への情報提供の実態と今後のあり方,ランドスケープ研究,67(5):381-386

京都の庭園の保全と管理のあり方
 京都の庭園を維持管理し,後世に伝える作業は重要です。どのように維持管理し,どんな形で残すのか,その考え方を,日常的に庭園管理に従事している人たちに訊ねた結果をまとめました。
論文
●加藤 博・下村 孝,2006,歴史的庭園を維持管理する京都の造園業者の現状に関するアンケート調査,ランドスケープ研究,69(5):425-430
●加藤博・下村 孝,2008,京都における名勝庭園管理者へのアンケートによる意識調査,ランドスケープ研究(オンライン論文集)Vol. 1:1-6(公開日,2008年12月25日)
●加藤博・下村 孝,2009,日本庭園に関するシンポジウム受講者に対する意識調査による文化財庭園の管理のあり方,ランドスケープ研究,72(5):909-914


ガーデニングブームの実態とわが国ガーデニングの今後
 雑誌や書籍を通じて,あるいは,熱心にガーデニングに取り組んでいる人たちにアンケートを行い,ブームの実態を探りました。
 さらに,住まいの門や玄関先でコンテナ植の植物を使ってガーデニングが楽しまれています。毎月1回写真に収め,その移り変わりからガーデニングの今後の課題を探りました。
論文
●高橋ちぐさ・下村孝,2002,雑誌・書籍の出版動向及び記事内容から見たガーデニングブームの実態,ランドスケープ研究,65:397-400
●下村孝・船越ゆう起・高橋ちぐさ,2002,園芸愛好家などへのアンケート調査によるガーデニングブームの実態調査,農業教育学会誌,33:65-74
●高橋ちぐさ・下村孝,京都市左京区の住宅地におけるコンテナガーデニングの実態調査,ランドスケープ研究,2005,68(5):473-478


京都を草花のある美しい観光地に:街路樹空間の利用
 街路樹の植え桝やその周辺に草花を植え付けたり,コンテナ植物を置いて栽培管理を行っている人たちが居ます。その実態を調査するとともに,栽培に従事している人たちおよび通行人の意見をアンケート調査して,その役割と今後のあり方を考えました。
論文
●下村孝・小松さち恵・大薮崇司,2004,京都市における街路樹植桝周辺での住民による植物栽培の実態,人間・ 植物関係学会誌,3(2):1-6
●大薮崇司・小松さち恵・下村孝,2004,京都市の街路空間における住民へのアンケートによる栽培活動の実態調査,ランドスケープ研究,67(5):717-722


町家における坪庭・前栽の現況とその利用の実態調査
 環境共生の住まいに関心が集まっています。京都の町家は間口が狭く奥行きの深い独特の構造を持っています。狭くて暗い住空間に光と風を取り込む工夫として,坪庭や前栽という庭が設えられています。それらの庭の実態と,生活する人たちの評価を探り,今後の環境共生を探りました。
論文
●下村孝・福永才子・加藤博,京都の町家における前栽と坪庭の実態とその役割,ランドスケープ研究,2005,68(5):467-472
●Hiroshi Kato, Motoko Fukunaga, Junko Sobagaki, Takashi Shimomura, 2006, A relax evaluation factor in gardens of Kyoto townhouse, Proceedings of the 7th Asia Engineering and Management System Conference 2006, 309-314, 17-20 December 2006, Bangkok Thailand


屋上緑化のあり方を探る
 セダムやシバを一面に敷き詰めた屋上は本当に快適な空間だのだろうか。そんな疑問から,様々な形態の緑化された屋上をビデオ画像に収め,20人の人たちに評価をお願いしました。緑の量が多く,多様な緑の空間としての屋上が高い評価を得ることが分かりました。続いて,屋上の面積や屋上にある建物,屋上からの眺望や緑の量が緑化された屋上の景観や居心地にどんな影響を及ぼすかを調べ,緑の量が多く眺望の効く屋上が望ましいことをデータをもとに実証しました。
論文
●長岡希・岡田準人・下村孝,2003,ビデオ画像を用いた屋上緑化の景観評価構造の解析,緑化工学会誌,29(1),113-118
●佐々木ゆき・岡田準人・下村孝,2004,緑化された屋上における景観要素の違いが利用者の景観評価に及ぼす影響,緑化工学会誌,30(1),157-162
●大西竹志・下村 孝・水野志穂・今西純一,2006,屋上緑化におけるマット植物と高密度不織布を用いた薄層緑化技術の検討,緑化工学会誌,32(1):68-73
●村上大輔・下村 孝,2007,緑化された屋上の異なる3地点における温熱環境要素の測定と主観申告実験による快適性の検討,緑化工学会誌,33(1):152-157
●木野村泰子・下村 孝,2008,オフィスワーカーが休憩のために訪れる屋上の現状と屋上緑化の今後のあり方,ランドスケープ研究,71(5):827-832
●田中健・村上大輔・下村 孝,2008,京都を事例とした景観評価実験と眼球運動の測定による好ましい屋上緑化形態の検討,緑化工学会誌,34(1):133-138
●烏雲巴根・長谷川祥子・下村 孝,2010,日本人学生および中国人留学生を被験者とした屋上緑化の景観評価,緑化工学会誌,36(1),69-73


フェンスをつる植物で覆うための技術指針を探る
 戸建て住宅の外構に作られる塀やフェンスをつる植物で覆うと景観もよくなり,温度を下げる効果もあることが分かっています。それでは,どんな植物をどのように植えればいいのか,常緑のつる植物・ムベを用いて,利用特性を確かめました。
 また,京都市内の住宅を中心に,どんな壁面緑化が行われているのかを調査し,壁面緑化に取り組んでいる人たちにアンケートを行いました。これからの壁面緑化の普及に活かしたいと思います。
 その他に,巻き付き型のつる性植物であるテイカカズラの流通を調べました。その結果,国内産のテイカカズラとケテイカカズラの他に中国産のトウキョウチクトウが混同して流通している実態が明らかとなりました。
 このことは,生物多様性の観点から,見過ごすことのできない問題です。そこで,花や葉茎などの形態から,3者を分類する指標を探りました。また,3種から派生したと考えられる園芸品種についても確かめました。
論文
●岡田準人・下村孝・田中孝雄・畑明宏,2002,植栽間隔及び誘引方法がメッシュ径の異なるフェンスを被覆させたムベ( Stauntonia hexaphylla Thunb.Decne.)の成長に及ぼす影響,緑化工学会誌,28(1):55-60
●岡田準人・山崎美幸・下村孝,京都市内の戸建て住宅で実施されている立面緑化の管理実態と住民の意識,ランドスケープ研究,2005,68(5):883-888

●岡田準人・山崎美幸・下村孝・深町加津枝,2006,京都市内の戸建て住宅で実施されている立面緑化の実態,ランドスケープ研究,2005,69(5):795-798


壁面緑化用つる植物テイカカズラ類の分類と利用特性を探る 。
 巻き付き型のつる性植物であるテイカカズラの流通を調べました。その結果,国内産のテイカカズラとケテイカカズラの他に中国産のトウキョウチクトウが混同して流通している実態が明らかとなりました。
 このことは,生物多様性の観点から,見過ごすことのできない問題です。そこで,花や葉茎などの形態から,3者を分類する指標を探りました。また,3種から派生したと考えられる園芸品種についても確かめました  さらに,テイカカズラは,成形枝が巻き付きと気根による付着という二つの特性を発揮してフェンスや壁面を登攀することが知られています。しかし,その詳細は分かっていません。その特性を探りました。
論文
●上町あずさ・下村 孝,2007,テイカカズラ属数種の花の形態による同定の試み,緑化工学会誌,33(1):105-110
●上町あずさ・下村 孝,2008,近畿中部自生株および流通株を用いたテイカカズラ属(Trachelospermum Lem.)の簡易同定法の検討,緑化工学会誌,34(1):115-120
●上町あずさ・下村 孝,2009,緑化用および鑑賞用植物として流通しているテイカカズラ属(Trachelospermum Lem.)園芸品種の分類,緑化工学会誌,35(1):75-80
●佐々井俊文・下村 孝,2010,ケテイカカズラ(Trachelospermum jasminoides var.pubescens)の気根および巻きつき茎による板塀やフェンスへの登攀特性,緑化工学会誌,36(1),45-50


・写真左から 石壁を覆うヘデラ(パリ郊外);フェンスを覆う巻き付き型のカロライナジャスミン;壁面をカバーして秋の彩りを添えるツタ(アムステルダム);大口径の排気口を修景するオオイタビ(シンガポール・チャンギー空港)


小中学校での巨樹を用いた環境教育
 緑の少ない都市において,人々生活と共に生きてきた巨樹・巨木の保全は重要な課題です。町中の巨樹・巨木は都市計画の中で姿を消しつつありますが,学校の校庭にその姿を見ることが少なくありません。それら,小中学校に残る巨樹を環境教育におり入れることで,児童・生徒の自然への関心を高め,その結果として,巨樹・巨木の保全が計れるのではないかと考えて調査を続けています。
論文
●長友大幸・下村 孝,2006,校内の樹木を用いた環境教育が中学生の自然接触行動に及ぼす影響,日本農業教育学会誌,36(2):55-64
●長友大幸・下村 孝,2006,校庭の巨樹を用いた環境教育受講経験が児童の意識に及ぼす影響査,ランドスケープ研究,69(5):829-834
●長友大幸・下村 孝,2010,校庭に残存する巨樹への接近頻度と環境教育受講経験が児童の意識に及ぼす影響,ランドスケープ研究,73(5):741-746


キチジョウソウの開花(左)と紅葉(右))

●ホームページについて

 時々覗いて「進歩」の様子を見届けてください。
 また,ご意見,ご要望,ご質問のある方はご遠慮なく下村までメール simon@kpu.ac.jpをお送り下さい。ご返事いたします。


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