近年、日本人の食生活は、「食べ物」と「食べ方」の両面にわたって急激な変動をとげました。また他方では、食物が、狭い意味の栄養補給だけでなく、癌をはじめとする成人病の予防や老化防止の面でも重要な役割を果たしていることが認識されはじめています。このような背景のもとで、人の健康づくりの条件としての食物のあり方にかつてない強い関心が向けられています。しかし他方では、食物以外の生活環境条件やライフスタイルのあり方が健康に及ぼす影響を軽視し、健康保持の条件として食物の問題のみを一方的に強調する誤った傾向も生まれています。
このような状況を踏まえて、本学科では、従来の教育研究に加えて、国民の保健の向上という視点から食物と食生活をとりまく問題を総合的にとらえ、望ましい食生活とライフスタイルのあり方を解明する分野を導入します。ここでは人間の集団を対象として、フィールド科学の手法をも取り入れ、公衆レベルでの保健・栄養問題にアプローチします。
■主な開講科目
食生活論、食品化学、食品機能論、食品衛生学、栄養学、栄養生理学、解剖生理学、臨床栄養学、ライフステージ保健論、保健免疫学、公衆衛生学、保健統計学等
■研究グループ一覧
■スタッフ一覧
研究分野 |
名前 |
Eメールアドレス |
電話/FAX |
中坊幸弘 |
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木戸康博 |
5402/5402 |
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佐藤健司 |
5405 |
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中村考志 |
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朴 恩榮 |
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鈴木 隆 |
5408 |
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北條康司 |
5409 |
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川添禎浩 |
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南出隆久 |
5413/5413 |
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大谷貴美子 |
5414/5414 |
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東あかね |
5416/5416 |
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松原周信 |
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5417/5417 |
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