ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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概要

京都府立大学 Campus Guide

福祉社会学科福祉社会の実現をめざし、生活・福祉問題を解決する専門職の養成本学科は、福祉社会の実現をめざし、研究・教育を通じてそのための道筋や条件を明らかにするとともに、その実践を担う専門的な人材、すなわち地域における福祉活動の発展を援助する専門職、および人々の生涯発達に寄与する専門職を養成します。研究・教育の基盤となる学問領域は、社会福祉学、社会学、教育学、心理学であり、これらの学問の問題意識・方法・成果を学びながら、福祉社会の具体像とそれに至る課題を明らかにしていきます。カリキュラムの特徴2つの学群と4つの専門分野福祉社会学科には2つの学群(社会福祉・人間形成)があります。「社会福祉学群」は社会福祉学と社会学、「人間形成学群」は教育学と心理学を中心に構成されています。どちらの学群の科目にどの程度重点を置いて学んでゆくかは、自分の関心や将来の目標にしたがって主体的に決めることができます。公共政策少人数を対象にした丁寧な教育福祉社会学科の講義科目では、教員と学生の相互作用をはかりながら授業を行います。1回生から4回生まで用意されている演習科目では、4~10名程度の学生が発表や議論を繰り返しながら、科学的な思考方法、専門的な知識やスキルを身につけるとともに、教員の丁寧な指導のもとで卒業論文作成に取り組みます。学部社会をとらえる目=社会福祉学群社会福祉学群は、社会福祉学と社会学を中心とするカリキュラムで構成されています。社会が個人に及ぼす影響や環境と個人の相互作用に着目して学びを進め、福祉社会の実現に必要な、多様な人々を含めた政策形成や制度の設計、組織運営からコミュニケーションスキルまで学びます。Faculty of Public Policy人間存在と発達=人間形成学群4年間の学習の流れ人間形成学群は、教育学と心理学を中心としたカリキュラムで構成されています。個としての人間のあり方と、集団を形成する人間の社会関係に焦点を当て、子どもから大人にいたるさまざまな主体が、家庭や教育、社会の中でどのような影響を受けて発達し形成されていくのかを学びます。1回生2回生3回生4回生講義【社会福祉学群】講義【人間形成学群】演習・実習社会と個人の関係、環境との相互作用を社会学、社会福祉学の視点から学びます。社会福祉援助技術論児童福祉論司法福祉論社会福祉概論地域福祉論老人福祉論障害者福祉論社会調査など精神保健福祉論保健医療福祉論など人間のあり方、発達に関わる教育学、心理学を学びます。生涯学習論教育学概論教育福祉論環境社会学青年心理学心理学概論教育制度論社会心理学教育心理学など人格発達論など生活教育論知覚心理学など演習では調べる、書く、話す、聞く、議論する訓練を4年間継続します。実習では、講義と演習で身につけた知識と技術と価値を、支援の現場で実践し位置づけ直します。専門演習Ⅰ専門演習Ⅱ新入生ゼミナール基礎演習社会福祉援助技術演習精神保健福祉援助演習社会福祉実習精神保健福祉援助実習総仕上げとしての卒業論文進路・就職のイメージ社会福祉法人(福祉施設)、医療法人、民間企業、公務員(国家Ⅰ種・Ⅱ種、地方行政・福祉職)、家庭裁判所調査官・事務官、法務教官、中学・高校教員など、幅広い分野への就職、および大学院進学取得できる資格教員免許(中学社会、高校公民・福祉)、社会調査士、認定心理士、社会福祉士の受験資格(定員40名)、精神保健福祉士の受験資格(定員8名)、社会教育主事などの任用資格23