ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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京都府立大学 Campus Guide

大学院Graduate School文学研究科Graduate School of Letters国文学中国文学専攻【博士(前期・後期)課程】Japanese and Chinese Literatures Course【Master's and Doctoral Courses】中国・日本-古典研究の最先端本専攻では日本語学・日本文学・中国文学の三分野にわたって、古典を中心に、ほぼ全ての時代における研究対象について高度に専門的な研究が深められるようにカリキュラムが編成されています。特定の分野(専門科目)について専門的な知識を習得できるのはもちろん、相互に関連する隣接分野についても十分な知識を得て、幅広い視野にたって効果的に研究を進められるようになっています。こうした特色を反映して、中国に留学したり日本語教師として赴任したりする院生も多く、また中国からの留学希望者も多数にのぼっています。在学生の声博士前期課程2回生T・M国中の良さは、広く深く学べる点と、人と人との距離が近い点です。国中では日本文学、中国文学、和漢比較文学、日本語学を学ぶことができます。幅広く受けられるこれらの講義や演習で得た知識や視点、研究方法が、自分の専攻での取り組みとつながったと実感する場面は多々あります。違う分野の友人や先輩と、自分の学んでいることの面白さについて語り合うのもとても楽しく、また、専攻に縛られず、どの先生方にも気軽にご相談できることは、大きな安心感となっています。大学進路・就職のイメージ中国・日本文学・日本語学に関わる多様な問題に対処できる研究者・専修免許を有する国語教員・学術系メディア。取得できる資格教育職員専修免許状(中学国語・高校国語)院英語英米文学専攻【博士(前期・後期)課程】English Linguistics, English Literature, and American Literature Course【Master's and Doctoral Courses】高度な国際感覚と英語力で活躍できる人に本専攻では英文学、アメリカ文学、英語学の3分野にわたって学ぶことができます。英文学、アメリカ文学では古典的な作品から現代の英語圏作家まで、英語学では英語学・英語教育学・翻訳学を研究できます。ドイツ文学・フランス文学の講義もあり、広く欧米言語文化を視野に入れたカリキュラムを提供しています。授業はすべて少人数で、ディスカッションと発表を通じて自己表現能力を養うことができます。指導教員による丁寧な指導、博士前期・後期課程の一貫した教育によって、国際的な視野と優れた研究能力、高い英語運用能力を育成します。在学生の声これまでさまざまな在校生がこの欄を書き、さまざまな「在学生の声」が掲載されてきましたが、わたしが知る限り、毎年共通しているキーワードは「アットホーム」です。少人数制の強みである先生方と院生との距離の近さを十分に生かし、授業の多くは対話型で行われます。そうした会話の中から研究を一歩先に進めるアイディアが生まれることもしばしばです。人生のうちで研究に集中できる時間は短く、貴重です。その価値ある期間を本学大学院での濃密な大学院生生活にあててみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見が待っています。Graduate School博士後期課程3回生S・M進路・就職のイメージ大学・高校・中学校教員、公務員、英語力を生かした企業への就職など。取得できる資格教育職員専修免許状(中学英語・高校英語)史学専攻【博士(前期・後期)課程】Historical Studies Course【Master's and Doctoral Courses】歴史学的な知の継承・発展・社会還元史学専攻は、日本史・日本文化史、東洋史・東洋文化史、西洋史・西洋文化史、文化遺産学の4つの専門種目から構成されます。日本史・日本文化史では、原始・古代から近現代まで通史的にカバーした研究・教育を行い、広くかつ深く歴史研究を進める能力を養います。東洋史・東洋文化史では東アジアを、西洋史・西洋文化史ではヨーロッパを主に、いずれも古代から近現代までの歴史・文化を国際的な視野から研究する能力を育成します。文化遺産学では考古学・地理学・歴史情報学・建築史等の基礎の上に新たな歴史研究を構築する能力を育成します。在学生の声博士前期課程2回生S・T大学院では日本史・西洋史・東洋史・文化遺産という専攻の枠を超えた交流があり、あらゆる時代や分野の知識を得ることができます。私は日本近世史ゼミに所属していますが、日本中世史・文化情報学・歴史地理学ゼミの調査に参加しています。調査では自発的に計画し行動する力を身に付け、研究者としての実践的な経験を積むことができます。また調査や交流を通して先生方や先輩方にアドバイスをいただく機会も多く、とても充実した環境で研究生活を送っています。進路・就職のイメージ大学その他研究機関の研究者、専修免許を持つ教員、文化財等の専門職員、学芸員・アーキヴィスト、公務員、民間企業取得できる資格教育職員専修免許状(中学社会・高校地歴)39