ブックタイトル京都府立大学 Campus Guide

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概要

京都府立大学 Campus Guide

教養教育3キャリア育成科目キャリア育成科目は、学生が卒業後も自らの資質を向上させ、社会的、職業的自立を図り、調和のとれた働き方・生き方を創造していくために必要な能力を培うための科目です。3回生以降の就職活動との接続を意識した設定にしています。キャリア入門講座1回生後期:必修学生の主体的なワークと日本・京都を代表する企業等の講演により構成される、自分に合った働き方を考える授業です。ケースメソッド・キャリア演習2回生前期:必修社会人基礎力の伸長を目指すPBL(Project Based Learning)型授業です。企業・行政機関の現場レベルでの「課題解決」にチャレンジするリアル感のある内容です。現地実習を重視するインターンシップコースも設定しています。教養教育キャリアデザイン演習3回生前期:選択産業界を立体的に理解し、自分に合った職業選択ができる力を獲得するようデザインされています。インフラ、金融、ICT、BtoB、サプライチェーン企業によるリアルな講演があります。また、教員希望者は高校でのインターンシップも履修できます。4教養展開科目教養教育をさらに充実させるために考えられたのが展開教育科目です。各学部で開講される専門教育科目のうち、概論・入門などの専門教育の基礎的科目や教養教育と関連の深い授業約90科目(ただし、所属する学部・学科の専門教育科目を除く)を教養教育科目として履修することができます。単位互換1(公財)大学コンソーシアム京都に参加している50大学・短期大学が提供している科目から単位互換科目を履修することができます。2京都府立大学、京都府立医科大学、京都工芸繊維大学間で、教養科目に係る科目から単位互換科目を履修することができます。京都三大学教養教育共同化の展開京都府立大学、京都府立医科大学、京都工芸繊維大学の京都三大学は、3大学が共同することによって、時代が求める新たな教養教育を構築していくため、平成26年度から全国初となる教養教育共同化をスタートしました。共同化の趣旨変化の激しい今日にあって、時代が求める新たな教養教育を構築していくため、次の3点をねらいとして取り組んでいます。1三大学は個々には規模が小さく、各大学で提供できる科目には限りがあるため、各大学の強みと特徴を生かした科目を提供しあい、学生の科目選択の幅を広げ、学修意欲を一層高めること2文系、理工系、医学系の専門分野や将来の志望の異なる三大学の学生が授業で混在し、多様な視点や価値観を交流して、一緒に学ぶ学修空間を創り出すこと3学生間の交流や討論、共同学修が進むよう学生参画型の授業を広げていくこと共同化科目3大学が教養科目を相互に提供し、提供されたすべての科目を各大学の正規科目としています。授業は毎週月曜日に開講され、平成26年度に完成した教養教育共同化施設「稲盛記念会館」で3大学の学生が一緒に授業を受け、交流しています。平成29年度の科目は次頁のとおりです。京都という地の地域的、歴史的、文化的特色を生かした「京都学」や共通のテーマで対話し議論する力を育む少人数の「リベラルアーツ・ゼミナール」が特長です。(写真)49