歴史学科(史学科)卒業論文一覧
ここ数年間の卒論題目を表示しています。
2014(H26)年度
日本史・日本文化史コース
菅野八郎から考える幕末期民衆思想
如来教の女性観
天保の改革と近世大坂の芸能興行
皇子皇女と部民制――額田部皇女と額田部氏を中心に―
九世紀から一一世紀の日本における五台山信仰の受容と変遷
岡崎空襲の被害と復興
金比羅の遊女から見る近世門前町
『日本書記』神代巻の成立背景とその機能――天皇・伴造・国造による権威構造の再編成―
第三次東宝争議における東宝と組合
猶存社満川亀太郎のアジア主義
古代における地方交易圏――地方都市を中心に―
一九三〇年代の日本外務省の対中政策――広田三原則を中心に―
平安期貴族社会と近衛府楽人
子の叙位・任官への父親の関与――摂関期の公卿層を中心に―
郡司の持つ二面性
『寛政重修家譜』の編纂意義―岡山藩池田家を例を―
東洋史・東洋文化史専攻
天津条約改正交渉をめぐる総理衙門と地方大官―一八六〇年代における清朝の対外政策論議―
我を息わすに死を以ってす―荘子の死生観―
戦後台湾の歴史教育―『歴史』と『認識台湾』の比較を中心に―
荀子における「礼」と「法」
西洋史・西洋文化史専攻
Tacuinum Sanitatisの装飾写本と当時の健康観
芸術家、ミケランジェロから見るルネサンス期におけるパトロン関係とその特色
アタテュルクとトルコ共和国ナショナル・アイデンティティの創設
エラスムスの『モア伝』
ヴィクトリア朝期の衣服改良―合理化と美の探求―
中世西欧における騎馬試合について
ヨハン・ゲオルグ2世の治世におけるザクセン選定侯国の教会音楽の意義
古典期アテナイの市民生活と農業サイクル
騎馬遊牧民スキタイの文化・生活と動物闘争文
古代ギリシア世界におけるメッセニア戦争とその意義―『スパルタ侵略戦争』論再考に向けて―
ローマ共和政の崩壊と元首制の起源
文化遺産学コース
中世京五山における僧堂の形骸化について―東福寺を例に―
中世における西大寺流僧侶の活動と治病―宗教と医療―
近世・近代における天明伏見事件と義民物語の変遷
「隠れキリシタンの里」の創出
水尾の文化景観
戦国大名の主従観
絵はがきのなかの「つくられた」天橋立
2013(H25)年度
日本史・日本文化史コース
中央集権体制確立に伴う官位制と部民制
『日本書紀』からみるミヤケの地域性
古代の女帝と祭祀について
摂関・院政期の貴族らの過差行為に対する姿勢について
中世正月行事における弓射儀礼
中世の滅罪思想とその意義の変化
鳥羽宝蔵と政治権力との関係
叡尊の舎利信仰の特色についてー用途を中心にー
在地社会における落書起請の考察
近世における上賀茂神社「葵献上」について
幕末における大坂問屋仲間の動向ー靫三町塩魚問屋と新たな流通勢力との対立ー
近世京都における遊所とその特質
水戸弘道館教育ー御用留を中心にー
京都府の国防体制の形成(1934〜1939)
日本教育音楽協会と大衆文化
連合国の戦後賠償政策と日本人の賠償観―『朝日新聞』と『読売新聞』の論調を中心に
学童集団疎開に見る戦争と子ども
関西研究用原子炉の設置過程と初期原子力開発利用体制の展開
満州映画―娯楽とプロバガンダ
政教社の対外認識の形成―雑誌『亜細亜』を中心に
朦朧体―横山大観・菱田春草を中心に
東洋史・東洋文化史
「儺の儀礼の変遷をめぐって
『孫子』の思想−その戦争観と戦略
アヘン戦争におけるイギリスの軍事と外交について
入関山東貴族考−?陽鄭氏を中心に
後漢関連史料の比較研究−范曄『後漢書』独行列伝の記事を中心に
西洋史・西洋文化史専攻
ビザンツ皇帝と競馬場に集う人々−娯楽・暴動・政治文化
19世紀プロイセンの軍制改革と参謀本部
第一波亡命ロシア人とその親ソ的思想潮流
ローマ都市ポンペイから見る女性の地位と日常生活
中近世における動物裁判について
17世紀後半から19世紀後半のフランス外食文化の発展
ギリシア人史家クリトブロスの見たメフメト2世−イスタンブル復興策を中心に
アメリカ合衆国におけるファンダメンタリズム運動−スコープス裁判以後の反進化論運動を中心に
ケルンの兄弟団−中世後期ロザリオ兄弟団の意義を通して
文化遺産学コース
中世後期における率分関
幕末期の奉先堂における儀礼の特色―今江登家文書を中心に
御用留からみた近世後期久美浜代官所領における地域構造
近世後期の京都における庶民の願望と商業活動―人形屋清水屋を事例に
弥生後期・原三国期における珠副葬の様相とその展開
古代寺院の立地と傾向―山背地域を中心として―
古墳時代後期における副葬鉄鏃〜山陰地域を中心に〜
軍港開設と舞鶴の寺社の動向について
広見川流域の文化的景観
江戸後期の板元竹原好兵衛の販売戦略
2012(H24)年度
日本史・日本文化史コース
大化前代の集住・編戸について
古代の女帝と祭祀について
平安時代の仏教面における女性蔑視観の再検討―性・穢れ・母性の各視点から―
平安時代の服喪儀礼―「服」と「諒闇」について―
中世寺領荘園の経営と請負―東大寺領荘園を中心に―
近世中後期の朝鮮・朝鮮人観
江戸―明治期における京都のコレラ対策の変遷
江戸町奉行へ移管された町の支配の形式と一元化
如来教と尾張藩国学
浅川伯教と朝鮮陶磁
水野広徳の「国民国家」論―一九二〇年代を中心に―
戦後日本における「日米同盟」定着の過程
傷痍軍人を取り巻く環境について―1930年代を中心に―
東洋史・東洋文化史
金・元代を中心とした華北の農業形態についての考察―犁先出土地域の解析を中心に―
隋文帝による仏教政策―誕生説話と舎利塔建立―
「劉邦集団」に関する考察
西洋史・西洋文化史専攻
20世紀イギリスの近代邸宅保存運動―ナショナル・トラストにおけるJ・リーズ=ミルンの活動―
戦後のニューサウスウェールズ州におけるレバノン系移民―生活水準低下とクロヌラ暴動の関連性を追って―
アブデュルハミト2世の治世―ミドハト憲法制定の過程を中心に―
古典期アテナイにおける陶片追放の機能とその変遷
英国議会史料からのユダヤ人移民規制への考察
中世中期フランスにおけるレプラの社会的問題
欧州統合と仏独関係1958-63―エリゼ条約をめぐる考察―
12世紀ドイツの平和と王権―フリードリヒ1世バルバロッサのラントフリーデに関する一考察―
ナチスによる保守派の分断と利用―アウグスト・フォン・マッケンゼンを中心に―
ローマ帝政前期におけるドナウ中流域の経済
文化遺産学コース
小銅鐸の地域性と年代―銅鐸分布圏の小銅鐸と天竜川以東の小銅鐸との比較を通して―
中世出土漆器の漆絵意匠―京都八条院町出土漆器椀・皿を中心に―
縄文時代の石錘の性格―丹後地域を中心として―
中世城館の機能と空間構造に関する研究―丹波・丹後の中小規模城館を中心として―
縄文時代耳飾り・輪状土製品の様相と展開―近畿地方を中心として―
古墳時代前期丹後地域の土器様相―朝後谷南遺跡を中心として―
近世墓における階層性―八幡番賀墓地の調査から―
北近畿における弥生時代後期の社会変化の一要素―丹後のガラス勾玉出土遺跡を中心に考察―
戦国大名における国衆領の支城化について―北条氏領国を中心に―
大友宗麟の対幕府交渉―義輝期の事例から―
中世大徳寺の寺格変遷
近世における小型大坂図の出版
雲ケ畑の景観史
一九世紀初頭の長崎紀行に見る異国観
近世中後期における砂糖の認識と変化
近世中期の京都における菓子需要の変化―『妙法院日次記』を中心に―
天保期の山城国における神職の情報活動―中島家日記を事例に―
人吉藩相良家における文書管理と系図・家譜類の編纂
2011(H23)年度
日本史・日本文化史専攻
「在地刀禰の成立と展開」
「安政―慶応期の大坂警衛における諸藩の動向」
「穢観念の変遷―摂関期から院政期を中心とした検討―」
「傷痍軍人の戦後史―一九六〇年代半ばまでを中心に―」
「中世大和浄土寺を中心にみる大乗院の本末関係」
「近世貴布祢村における身分秩序の成立と展開」
「明治時代の滋賀県下の学校行事にみる国民意識と県民意識」
「律令制下の改賜姓―その背景と意義―」
「ミヤケの展開と史的意義―実態と認識の観点から―」
「近世初期細川藩における家臣団編成の展開過程」
「大平正芳と総合安全保障」
東洋史・東洋文化史
「唐・懿宗朝以前の臨戦監軍職について―統属関係と配置の様態を中心に―」
「近世琉球の渡唐使節からみた漂流・漂着問題―『呈稟文集』を手掛かりに―」
「郭店楚簡『老子』における反儒家的思想傾向の有無」
「古代中国における玄武の姿とその意味について―文献・画像石を中心に―」
西洋史・西洋文化専攻
「国際ロマ運動の展開―第二次世界大戦後から冷戦終結まで―」
「フランス第二共和制期における女性解放運動―ウージェニー・ニボワイエと『女性の声』紙を中心に―」
「一九世紀後半における英国ロイヤル・アカデミーの考察―フレデリック・レイトンを中心に―」
「魔女裁判と領邦国家化」
「サン・ドニ修道院教会堂修道院長シュジェール―ベルナールとの関係について―」
「ニュルンベルグ市の宗教改革と民衆の文化
「一九世紀イギリスにおける印紙税廃止運動」
文化遺産学専攻
「古代中国における儀礼の変遷と画期―二里頭文化・二里岡文化を中心として―」
「御代参街道・八風街道の変遷と八日市―江戸期・明治期近江国絵図分析を中心に―」
「旧石器時代における石器石材の移動方法の検討―兵庫県七日市遺跡を題材にして―」
「足利義澄政権考」
「室町期における岩清水放生会―義満・義持の上卿参向を中心に―」
「越前国河口・坪江荘における請負代官制の意義」
「近世京都三条大橋界隈の諸相―中島町を一例に―」
「近世以降山城国における大絵馬奉納―水度神社を事例に―」
「近現代における京都静原地域の文化景観」
「戦国期官銭と蔭凉軒御倉―『蔭凉軒日録』を中心として―」
2010(H22)年度
日本史専攻
「八世紀の賑給使―賑給の実態と使者の役割―」
「初期中世社会における祇園社と御霊会」
「古代の貨幣使用における「最適」性について」
「近世甲斐における川除郡中割金制度―「村明細帳」を主に取り上げて―」
「両丹地域における地域色の時間的・編年的推移」
「伊勢神宮に関わる官司の変革期について」
「西日本後晩期の省略形土偶の系譜」
「賀茂・石清水臨時祭再興への展望―桜町天皇時代を中心に―」
「戦国期の権力構造―戦国期守護論を中心に―」
「御霊会の実態と御霊信仰の展開について」
「戦場心理について―戦争は兵士たちの精神にどのような影響を与えたか―」
「京都近郊村落における文化活動と地縁的・宗教的集団との関係性」
「院政期の熊野詣における儀式」
「日本中世の王家の死と葬送―「王」の死と貴族・僧侶の葬送関与を中心に―」
「八世紀造営体制論」
「天明三年浅間山噴火から考える十八世紀の災害観」
「近江神宮造営運動と地域社会」
「『たまきはる』から探る院政期の女房形態と女院像」
「戦後障碍児教育・福祉の展開―糸賀一雄の実践・思想を中心に―」
「近世後期畿内幕領における支配構造の矛盾―文化十四年摂河播州幕領贈収賄事件を考える―」
東洋史専攻
「唐代後半の賑救の時期区分―常平義倉を中心に―」
「楽懸制度と古代中国の社会変化について―西周から春秋戦国時代における鐘・〓(ハク)の地域分布と編成、器主身分を中心に―」
「北魏における兵戸の来歴と六鎮の乱」
「戦国時代諸子百家相互批判形態論―墨家を中心に―」
「清代における督撫制度について―清朝前期、とくに雍正期における考察を中心に―」
西洋史専攻
「ブランデンブルグ-アンスバハ-クルムバハの宗教改革―教会制度・政策面を中心に―」
「ミュンスター再洗礼派における女性の役割」
「南アフリカにおけるガンディーの活動について」
「第一次世界大戦下におけるフランス産業総動員とアルベール・トマ」
「元首政期 リュキアのオプラモアスと東部属州に関する考察」
「ジェイムズ一世治世の再評価―パトロネジ運営からの再考察―」
2009(H21)年度
日本史専攻
「手猿楽の枠組みと京の手猿楽」
「元禄期の天皇陵認識――『山州名跡志』を中心に」
「天文法華の乱和議成立時における山門の動向――六角氏・本願寺との関係において」
「院政期の女院について」
「近代日本絵画と権力」
「中世京都における北野天満宮門前茶屋」
「海獣葡萄鏡の伏獣鈕に着目した定型式鏡の分類」
「戦争と精神障害者――戦時神経症を患った兵士たち」
「徴兵援護と戦争支援における尚武組織」
「一身田専修寺の門跡号勅許について」
「国府系石器群の編年とその出現期の剥片剥離技術――岐阜県内の遺跡を中心に」
「漂流記からみる近世の異国認識・日本認識」
「古代律令期における政治的関係の特質――タマフの歴史的意義」
「近世石燈籠の集中と拡散――17世紀山城地方の様相」
「19世紀山城地域の食文化――東塩小路村と八幡から」
「古墳時代前期における石製品の生産と流通――北陸の生産遺跡出土資料を中心に」
「伝馬制と戦国大名――駿河・甲斐を中心に」
「近世大和国吉野郡における林業交易と村落維持」
「海外興行株式会社による戦前ブラジル移民送出活動」
「衣服流行からよむ明治・大正期の社会像」
「長岡宮式軒瓦の系譜」
東洋史専攻
「五代十国時代における天下秩序の性格」
「漢末三國初の名士――貴族制形成期について」
「清末江南地方の善挙と地方善士余治」
「前漢期における太后のあり方――権威と権力をめぐって」
「唐代徳宗期における南詔国楽の献上とその歴史的意義」
西洋史専攻
「イタリア都市国家における軍制の変容の実態」
「アメリカ社会における黒人プロ野球(ニグロ・リーグ)の存在について」
「シベリウスとフィンランド・ナショナリズムの関係について」
「中世チェコにおける民族意識と言語」
「ホロコーストと同時期に起こったポグロム――1941年リヴィウのポグロムから」
「北アイルランド紛争におけるカトリック教会の役割」
「ヤアクーブ・サンヌーウの歴史的評価」
「メッテルニヒ政策の特色についての一考察」
2008(H20)年度
日本史専攻
「中世後期東寺散所の研究」
「山城国村触の研究――郡村・灰方村の事例」
「中世の法華寺と尼衆の活動について」
「中世の石清水八幡宮における祠官系譜の変遷――石清水の祠官と「家」の成立」
「昭和初期における変態の流行とその背景について」
「「名所図会」にみる金毘羅参詣」
「田中耕太郎の普遍主義とその実践」
「近江と畿内の滑石製臼玉生産について」
「京都の自衛行動の歴史的経過と天文法華の乱について」
「触からみる江戸と京都――『江戸町触集成』と『京都町触集成』を用いて」
「中世京都における茶屋の変遷――祇園社領を中心に」
「日中共同声明に関する議論とそれが示す意義」
「明治期における由良川水害の実態と社会反響――明治四〇年水害の歴史的意義」
「縄文時代晩期における石器石材流通――二上山東方地域のサヌカイト流通を中心に」
「手猿楽の枠組みと京の手猿楽」
「横穴式石室における葬送施朱の展開」
「単龍鳳環頭太刀における意匠系列の再設定」
「近世中期の楽人社会とその変化――天王寺楽所宝暦争論及び南都楽所の諸活動を中心として」
「大和の雨乞い」
「和歌山城下町のかわた、非人の構造・「役」」
東洋史専攻
「モンゴル帝国〜大元ウルスにおける怯薛の変容――世祖期を中心に」
「唐代前期の中央医療体制と薬材の供給及び消費について――天聖令の新知見を踏まえて」
西洋史専攻
「第二次世界大戦下に於けるドイツの戦時経済について」
「貿易監督官――アヘン戦争前英清交渉における英国外交官」
「15世紀メディチ家支配についての考察」
「17世紀末から18世紀初頭における王立絵画彫刻アカデミーについて」
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