MESSAGE

色や形、素材やテクスチャーなどの視環境要素、あるいはサイン、インテリア、街並み、プロダクトやパッケージなどの視環境デザインを対象として、人(認知・行動)と環境デザインとのインタラクション(相互作用)について心理学的アプローチから研究しています。
私たちは『良質な問いを立てる』ことを大切にしながら、『環境デザイン × 認知・行動』を軸とする研究活動を通じて、多様性にあふれた一人ひとりをやさしく包み込む豊かな視環境の実現を目指します。
Our research focuses on visual environmental elements such as colors, shapes, materials, and textures, as well as visual environmental design such as signs, interiors, cityscapes, products, and packaging, and we study the interaction between human beings (cognition and behavior) and environmental design from a psychological approach.
Through research activities centered on "environmental design × cognition/behavior", we aim to realize a rich visual environment that gently embraces each of us in all our diversity, while placing emphasis on "asking questions sciencely".
Keywords : psychology, design, cognition, behavior, visual environmentl factors

RESEARCH

アバターの視覚特性がコミュニケーションに及ぼす影響

Vtuberやメタバースなどアバターを用いてコミュニケーションする機会が増加しています。アバターの視覚特性がコミュニケーションに及ぼす影響を研究しています。

Petrophilic(岩石愛)デザインの研究

このプロジェクトでは、石や岩から受ける心理的な影響を検討しています。とくに、石や岩などの視覚・触覚要因を取り込むデザインを”Petrophilic(岩石愛)”デザインと呼び、このデザインの効果を検討しています。

ライブ空間における一体感の研究

「推し活」でのライブ場面を想定し、ライブ空間の環境要因が”一体感”に及ぼす影響を研究しています。

パッケージデザインの研究

ギフトを「贈る」とき,あるいは「もらう」ときの、パッケージの色相の心理的効果を研究しています。

緊張・不安とその緩和に関する研究

人前で課題に取り組むときの緊張や不安と、それを緩和する方法について研究しています。

まちなかの小規模な植栽が近隣住民に及ぼす影響に関する研究

住宅や店舗などの前につくられる小規模な植栽が、近隣住民に及ぼす影響について研究しています。

これまでに実施した研究テーマ(2021-23年度)

● 説得者の背後に配置された被説得者の嗜好色が態度変容に及ぼす影響

● 水族館における鑑賞行動が子どもの海のイメージ形成に及ぼす影響

● アニメミュージックビデオ(AMV)の輪郭線がノスタルジアに及ぼす影響

● 西陣織の視覚特性によって生じる対人魅力認知プロセス

● 歩くことへの内発的動機づけ・ポジティブ感情喚起プロセスと環境要因との関連(歩きたくなる近隣環境)

● ギフトコミュニケーションにおけるパッケージデザインが商品選択行動に及ぼす影響

● 大学一回生における居場所に対する認知

● 住まいの間取りと青年期の親子関係

 

MEMBER

石川 敦雄 Atsuo Ishikawa

准教授。博士(教育学)。
専門は、環境心理学、認知心理学。Embodied cognitionに関心があります。

髙津 卓 Suguru Takatsu

修士2回生。
絵を描くこと、歌うことが好きです。

西川 向日葵 Himari Nishikawa

修士2回生。
絵・音楽・建築・歌劇が大好きです!

橋本 響 Hibiki Hashimoto

修士1回生。
映画・舞台鑑賞が好きです!

大谷 遥 Haruka Ohtani

学部4回生。
趣味は,カフェ巡りです!

西沢 優那 Yuna Nishizawa

学部4回生。
音楽、インテリアが大好きです!

楊 潔蕓 Jieyun Yang

研究生。
日々是好日。

LABORATORY

メタバース・トラスト・ステートメント京都宣言

視環境計画学研究室は、この宣言の主旨に賛同し、メタバースも私たちを取り巻く環境の1つであると考え、豊かなメタバース環境の創出に資する研究にも取り組んでいきます。

  • 〒606-8522
    京都市左京区下鴨半木町1-5

    5号館 5211室/5258室

    京都府立大学大学院 生命環境科学研究科

    環境科学専攻 視環境計画学研究室