環境科学専攻の教育・研究の基本理念は、人々の生活が、地球規模に至る自然環境の中で成り立っているという認識に基づき、身近な生活環境から自然の生態系まで、空間スケールは異なるが有機的につながった系である環境の保全によって持続的な社会の構築に寄与することにあります。本専攻は、森林、山地防災、木材資源、ランドスケープ、都市計画、建築、住居、室内環境、情報科学、数理科学などを専門とする教員からなり、人間を取り巻く多様な環境要素および、人間と環境の様々な相互関係を探求できるユニークな構成となっています。教育目標は、基本理念に立脚して、森林科学、生活環境科学、数理情報環境学の高度な専門知識を備え、広い視野と応用力を身につけた人材を養成することです。
本専攻の教育課程は森林科学科目群、生活環境科学科目群、数理情報環境学科目群の3つの科目群と専攻共通科目からなり、人をとりまく住環境から自然環境までの様々な段階の環境を対象としています。森林科学科目群では森林、山地防災、木材資源等に関する教育・研究を行っています。生活環境科学科目群では建築、住居、生活デザイン・ランドスケープ等に関する教育・研究を行っています。数理情報環境学科目群では、環境科学の諸問題を解決するために不可欠であるモデルやシミュレーション技術などの数理科学、情報科学の応用等に関する教育・研究を行っています。
上記の通り、本専攻の教育課程は森林科学科目群、生活環境科学科目群、数理情報環境学科目群の3つの科目群と専攻共通科目とから構成されています。ここでは、各科目群の専門科目を担当する教員の研究分野等について、簡単にご紹介します。詳細は、各教員・研究室のホームページをご覧ください。
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