・森林は、樹木どうしの競争、他の生物との相互関係、日々変動する樹木のまわりの物理環境などの影響を受けながら発達し、維持されています。
・森林の維持や発達のメカニズムを知り将来予測に結びつけるうえで、森林の三次元的な構造やその発達パターンについての研究は非常に重要です。
・このような背景から、森林生態学研究室では広い意味で次のようなテーマに結びつくような研究を行っています。
- 樹形(木の幹の太さ・長さや形、枝の構造、枝葉の広がりなどの三次元的構造)に対する、樹木個体の種類や成長の段階、個体をとりまく環境などの影響
- 森林群落の中における、樹形の発達や維持パターンの実際
- 樹形の発達パターンと樹木の生存競争との関係
- 個々の木の樹形の発達パターンと、森林全体の空間構造やその時間変化(森林動態)のパターンとの関係
京都府立大学 Kyoto Prefectural University
(大学院)生命環境科学研究科 環境科学専攻 Grad. Sch. Life & Environmental Scis (学 部) 生命環境学部 森林科学科 Fac. Life & Environmental Scis
森林の発達や維持のメカニズムについて、樹木や森林の構造やその発達パターンに着目しながら研究を行っています。