ダチョウの力とは
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繁殖力があり、発育が早く、飼料などの飼育コストが安いことで、近年北海道や茨城県、千葉県、神奈川県、熊本県、鹿児島県、沖縄県など、日本各地に観光牧場がつくられている。これらの牧場では観光だけではなく、実際に肉や卵、皮を生産している。ダチョウの肉は他の家禽に比べてもカロリーやコレステロール値が低く、多くの鉄分が含まれる健康食として人気が高まっていて、海外では既に一般的な肉となっている国もある。
また、感染症に強いといわれるダチョウにウイルスや病原体を注射し、そのダチョウが産む卵の黄身から抗体を抽出し、マスクなどに塗布した製品が流通している。将来的には、肉や皮以外に、体の大きなダチョウから病原体に対する抗体の大量生産が可能となるかもしれない。
- 飛ばない、鳴かない、臭わない
- 体重 160kg,身長250cm
- 寿命60年、約1.5kgの卵を産卵する (鶏の30倍の大きさ)
- 時速70kmで約30分間走る
- 哺乳類と遺伝的にかけ離れているため、これまで開発不可能であった抗体が作製可能!
- タマゴから大量の抗体が採取!
- 超高感度!
- 生産コストが低い! (モヤシの余剰物で飼養)
- ヒト疾患の検査薬(血液診断)に最適
- 抗体含有卵黄食品としても応用可能 (ダチョウ卵黄はアレルギー性が極めて少ない)
- 抗体商品のロット差が極めて少ない
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