食の多様化、高付加価値化、あるいは健康食品、高齢者等向け食品など、
食に対する関心がますます高まっている今日では、食品の栄養と安全性に並んで、 食品の機能性や物性も食の中心的な課題になっています。
食品科学研究室では、食品の歯ごたえや喉ごしといったテクスチュアと食品の組織構造との関係や、
食品を構築しているタンパク質や多糖類といった生体高分子の性質(大きさ、広がり、屈曲性)
を解明する食品物性に関する研究と、食品に含まれている三次機能成分(抗腫瘍効果等)の探索と
その作用機序を解明する食品機能性に関する研究を通して、食品の開発、加工、製造さらには人々の健康増進に貢献しています。
2024年11月16日 ⽇本食品科学工学会関西支部大会において、野瀬さん(4回生、米麹ピューレ添加による食パンの食味と老化への影響)と児玉さん(4回生、米麹ピューレ添加による食パンの食味向上に関わる成分の分析)が口頭発表を行いました。また、小西さん(2020年度卒)、武田さん(2021年度卒)、木村さん(2022年度卒)の卒論の成果(こんにゃく入りゼリーのレオロジーおよびトライボロジー特性と咀嚼行動との関係)についても口頭発表しました。
2024年9月25日 ⽇本水産学会秋季大会において、安部さんの修論(2023年度修了:シモダオゴノリGracilaria shimodensis寒天の物性に及ぼす抽出時のアルカリ前処理の影響について)と野木さんの修論(2023年度修了;水戻しナマコのレトルト加工が体壁コラーゲンに及ぼす影響)について研究発表しました。
2024年5月31日 ⽇本農芸化学会関⻄⽀部第530回講演会において、後藤さん(M1)が口頭発表(NO ストレスからのNeuro2a細胞保護作⽤のリン脂質構造特異性と保護作⽤の解明)を行いました。
2024年3月29日 管理栄養士国家試験、食品科学研究室は全員合格しました。
2024年3月3日 管理栄養士国家試験でした。
2024年2月19, 20日 大学院生命環境科学研究科応用生命科学専攻修士論文発表会が開催され、M2の3名(安部さん、野木さん、福田さん)が発表しました。翌日は院生と教員でお疲れ様ラ ンチ会を行いました。
2024年2月5日 研究室の大掃除を行いました。
2024年1月20日 食保健学科卒業論文発表会が歴彩館大ホールで開催され、4回生6名が発 表しました。夜は研究室の皆で大学近隣のレストランでお疲れ様会を行いました。