ソバ属（Fagopyrum)はフツウソバF. esculentumとダッタンソバF. tataricumの2種の栽培植物と約20種の野生種から構成される属である。当研究室では、1980年代以降中国で収集されたソバ遺伝資源を用いた遺伝学的研究を雲南農業大学と共同で実施している。
現在進行中の研究課題は以下の通りである。

• 野生型フツウソバと自殖性近縁野生種F. homotropicumの進化的関係の解明

• フツウソバとF. homotropicumの生殖隔離に関する遺伝学的解析

• ダッタンソバ遺伝資源の栽培特性評価

• 自家和合性野生種F. pleioramosumの花器形態の変異の解析