パニック・ヒステリーで困っていたことと、家族の手による工夫 |
◆本人は、自宅の外から聞こえてくる雑音で調子が悪くなることがある |
【困っていたこと】
本人は、音の刺激に敏感で、自宅の外から聞こえてくる雑音で、調子が悪くなることがあった。 |
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【
工 夫 の 内 容 】
自宅の外からの音を遮るために、二重窓に取り替えた。
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◆パニックになりそうになったときの、自己コントロールについて |
【困っていたこと】
日常生活の中で、本人は、時々パニックになることがある。 |
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【
工 夫 の 内 容 】
パニックになりそうになると、本人は、自らクールダウンのための空間(本人の自室・押し入れ・戸棚の中など)に入って、自分の状態が落ち着くまで一人で過ごす(※パニックにならないようにするための自己コントロール)。 |
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◆自室の壁で頭を打ち付けることで困っていた |
【困っていたこと】
自室の壁や柱などに頭を打ち付ける行為があるため、大ケガをする危険があった。 |
【 工 夫 の 内 容 】
次のような工夫をしている家庭があった
@壁材にクッション性のあるグラスウールを使用したケース
A壁材に壊れやすい(やわらかい)石こうボードを使用したケース
B柱にクッションを貼り付けたケース |
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◆大きな声をだすことで、困っていた |
【困っていたこと】
本人はパニックになると、しばらく大きな声を出すので、家族は困っていた。 |
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【
工 夫 の 内 容 】
次のような工夫をしている家庭があった。
@窓を全て二重窓に取り替えた。
A本人が家にいる間は、1階部分の窓を閉め切っておく。
B本人が家にいる間は、雨戸を閉め切っておく。 |
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◆イライラした時に、ガラスの扉を叩いて、割ってしまった |
【困っていたこと】
イライラした時に、ガラスの扉を叩いて、割ってしまった(本人にとって危険)。 |
【 工 夫 の 内 容 】
扉のガラスをアクリル板に取り替えた。 |
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◆室内でものを投げるため、電灯が割れる危険があった |
【困っていたこと】
本人は室内でものを投げる(いつもではなく突発的に)。その投げたものが電灯にあたる危険があった |
【 工 夫 の 内 容 】
ものがあたっても電灯が割れないように、電灯にカバーを取り付けた |
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◇西尾 幸一郎(指導教授:水野弘之)
◇〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町
◇E-MAIL nishio26@yahoo.co.jp(西尾宛) |
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