睡眠・休息などで困っていたことと、家族の手による工夫 |
◆本人が眠ってくれない。3日連続で徹夜をすることもあった |
【困っていたこと】
2歳頃から5年ほどの間、本人には睡眠関係の問題があった。3日連続で眠らず、徹夜をすることもあった(生活のリズムが崩れていた)。
→→薬を使用してはと勧められたが、本人がまだ小さいこともあり、副作用が心配だったので薬は使わなかった。 |
|
【 工 夫 の 内 容 】
ある家庭では次のような工夫をおこなった。
@寝室は寝るときのみ使用し、日中はカギをかけて部屋に入れなくした。
A寝る時間になると、家中の電気を消した。
B寝る時間になると、寝室からださないようにした。
→→家族は、本人が家族の気をひくために、部屋でおしっこをしたりしても、寝たふりをして放っておいた。そのうち観念したのか、夜に寝るようになった(生活のリズムができた)。
→→泣き叫んでどうしようもないときは、寝室で好きなビデオを見せて落ち着かせた。 |
※上記の他にも、次のようなケースがあった。
^寝室を本人がリラックスできるように工夫をして(癒し系の音楽をかけるなど)、本人が眠りやすいような環境づくりをしている。
_テレビをつけっぱなしにしておき、ずっとテレビを見せておく。そうするといつの間にか眠りについている。
★あなたの工夫をおしえてください
|
|
◆真夜中に本人がトイレに何度も行く。その音で家族は目が覚めてしまう |
【困っていたこと】
真夜中に本人は何度も起き出して、トイレに行く。その音(足音・水を流す音など)で家族は目が覚めてしまう
<部屋の位置関係:トイレ⇔夫婦室⇔本人の部屋> |
【 工 夫 の 内 容 】
夫婦室と本人の部屋を変えた
<部屋の位置関係:トイレ⇔本人の部屋⇔夫婦室> |
|
◆家の中をウロウロと歩き回るので困っていた |
【困っていたこと】
本人は、いつも家の中をウロウロと歩き回るので、家族は困っていた。 |
【 工 夫 の 内 容 】
本人専用のソファを置いたところ、ウロウロとした後で、ソファに落ち着くようになった(家の中をウロウロとする時間が少なくなった)。 |
|
◇西尾 幸一郎(指導教授:水野弘之)
◇〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町
◇E-MAIL nishio26@yahoo.co.jp(西尾宛) |
|
<このHPの画像の出典元>IPA「教育用画像素材集サイト」 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/
|