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研究テーマ
活性酸素と疾患(生活習慣病)及びアンチエイジングに関する研究
糖尿病、癌、肝硬変、老化などの疾患を活性酸素病態として捕え、さまざまな抗酸化物質の解析を行っています。
新規の食品安全性評価法の開発
in vitro および in vivo の系を用いて早期に食品添加物や医薬品の安全性を評価する方法を開発しています。
細菌感染と生体防御機構に関する研究
① 細菌と免疫細胞から分泌される細胞外小胞はサイトカインなどとは異なる機構で炎症反応に関わっていることが知られるようになってきました。こ
の新しい炎症機構の解明とそれを標的とする治療薬の開発を行っています。
② 宿主の栄養状態と結核の発症は密接に関わっていますが、エネルギー産生で重要な栄養素の一つグルコースとその代謝物を結核菌が増殖に利
用している可能性が新たに見出されました。結核菌が宿主の代謝物をハイジャックして増殖する機構を解明しています。
スフィンゴ脂質による病態増悪メカニズムに関する研究
スフィンゴ脂質には様々な分子種が存在し、細胞死や細胞増殖など異なるシグナルを伝達することが知られています。このうち、メタボリックシンドロームなどの慢性疾患の増悪に関わる分子種の同定およびメカニズムの解明を行なっています。