同じ大学の中でも,学部や学科が違えば毎日の生活は大きく変わります。
本学科の前身である生命分子化学科で過ごす大学生活はどんなものなのか?主に現役生からの目線で紹介していきます。
生命分子化学科は生徒数が30数人程度と他大学と比べて少ない人数で構成されており、それに対して教員数が13人と教員に対する生徒の割合が小さいことや、生命分子科学に必要な生物はもちろん、化学や物理なども学ぶことによって総合的な知識を得ることができるところが魅力です。
生徒数が少ないため高校や中学校の一つのクラスのような規模なのですぐにみんなで仲良くなることができます。あと、これは京都府立大学全体のことにはなりますが、学長が面白いです。また、生徒数が多くないため高校や中学校のように学科が一つのクラスのような規模なのですぐにみんなで仲良くなることができます。
遊びと学問の両方を全力で取り組みたい人はぜひ生命分子化学科にきてください!
生命分子化学科では、化学・生物・物理の3分野を満遍なく学ぶことができます。1学年当たりの人数が少なめの学科なのですが、その分教員と学生ひとりひとりとの距離が近く、個々の持つ能力をより伸ばすことができる場所になっているのではないかと思います。
また、学生同士の結びつきも強く、勉強面・生活面共に協力し合えるような濃い人間関係を築くことができるのも魅力です。
2回生では専門的な内容の講義が増えていき更に忙しくなりますが、その分1回生のときと比べて取る科目の自由度は少し上がるので、それぞれ自分に合ったスタイルでスケジュールを組み、学生生活を満喫しています。
京都府立大学は大学の規模が大きくない分、教授や学生間の距離が近く、講義や実験の他にも課外学習などで関わる機会があり、全体的に繋がりが多い環境となっています。部活やサークルも活発に行われており、「流木祭」という文化祭も行事も開催されています。
生命分子化学科では化学を中心に様々な理系の教養を座学、実習、実験を通して身につけます。三大学(京都府立大学・京都府立医科大学・京都工芸繊維大学)共同で行われている授業もあり、専門以外の知識も一般教養として学ぶことができます。
個人的な話にはなりますが、交友関係が非常に充実しており、課題や授業中の理解できなかったところを教えあったり、プライベートでも遊びに行ったりご飯に行ったりと充実した学生生活を送れています。
生命分子化学科は、生命に関する生物学的な分野を主に扱う学科だと思われるかもしれません。実は生命分子化学を学び進めるためには、生物だけでなく化学や物理の広く確かな知識も必要です。その知識は勝手に身につくものではなく、自らが能動的に学ぼうと言う姿勢がないと習得が難しいです。
ここまでの文章でこの学科は勉強ばかりで息苦しそうと思ったかもしれませんが、決してそんなことはありません!学科のほとんどの学生はアルバイトやサークル活動をしていますし、空き時間には北山の植物園や可愛らしいカフェで友人たちとの楽しい時間が過ごせますよ♪
充実した大学生活を送りたいと思われている皆さん、やる気さえあれば絶対に後悔しません!ぜひ一緒に素敵なキャンパスライフを送りましょう!
生命分子化学科は研究を深めていくうえで良い風土が整っています。
本学科では4回生から高レベルな研究に従事し,3回生までよりも辛いことが格段に増えます。例えば、残念な実験データを目の当たりにした時、そのことを先生に報告する時の辛さは,並一通りではありません。しかし、そんな生活の中でこそ,生命分子化学科の良さが輝くのです。少人数教育ならではの縦(先生や先輩)と横(同級生)の人間関係の強さが,日々の心の支えとともに,アイデア面で自身の研究に広がりをもたらしてくれました。人間的・技術的な成長を見守ってくれるという,大学教育ではなかなか得難い環境が本学科にはあると感じています。
さぁ,皆さんも生命分子化学科の研究者として第一線に立ってみませんか?
私は現在、博士後期課程で博士号の取得を目指しています。
正直に言うと、入学前は研究をやりたいという気持ちはあるものの、具体的に何をやりたいのかは決まっていませんでした。しかし、この学科の特徴でもある、有機化学から土壌化学、さらには生化学に至る幅広い分野を学ぶ中で、自分は何に興味を持っているのか、自分は何をしたいのかを知ることができました。今は興味を持った研究を、先生方と共に考えながら、思う存分に追求しています。
私の実経験から言わせてもらうと、今はやりたいことが決まっていなくても全然いいと思います。何となくでも研究をやってみたいという気持ちのある方は、生命分子化学科に自分のやりたい研究を探しに来ませんか?