ご挨拶
地球規模でのエネルギー・環境問題が取りざたされる中、カーボンニュートラルで持続可能な資源として木質バイオマスが注目されており、化石資源代替として木質バイオマス資源の利用促進は、極めて重要な課題であります。そのような木質バイオマス資源から、バイオ燃料や有用ケミカルスを生産しうる化学変換技術について、研究を進めていきたいと思います。得られる研究成果は、低炭素社会や資源循環型社会の構築に貢献しうるものであると考えております。
宮藤 久士(みやふじ ひさし)
略歴
- 1971年1月 山口県下関市生まれ
- 1989年3月 山口県立下関西高校卒業
- 1994年3月 京都大学農学部 林産工学科 卒業
- 1996年3月 京都大学大学院農学研究科 林産工学専攻 修士課程修了
- 1996年4月 大建工業株式会社 開発研究所 研究員
- 1997年6月 京都大学大学院エネルギー科学研究科 エネルギー社会・環境科学専攻 助手
- 2000年11月 京都大学博士(エネルギー科学)取得
- 2001年5月 オーストリア国オーストリア農科大学アグロバイオテクノロジー研究所 文部科学省 長期在外研究員(~2002年2月)
- 2005年4月 日本材料学会関西支部長賞受賞
- 2007年5月 京都大学大学院エネルギー科学研究科 エネルギー社会・環境科学専攻 助教(身分名称変更)
- 2010年4月 京都府立大学大学院生命環境科学研究科 環境科学専攻 准教授
- 2016年4月 京都府立大学大学院生命環境科学研究科 環境科学専攻 教授(現職)
- 2017年5月 日本木材加工技術協会第16回市川賞受賞
- 2018年4月 京都府立大学 副学長(~2020年3月)
- 2019年3月 第59回日本木材学会賞受賞
研究業績
所属学会
- 木材学会
- エネルギー学会
- セルロース学会
- リグニン学会
- 材料学会
- 木材加工技術協会
各種委員など
- 日本木材加工技術協会関西支部企画委員
- 日本木材学会木材の化学加工研究会幹事(代表管理)
- 日本木材加工技術協会関西支部早生植林材研究会幹事
- リグニン学会監事
過去の委員など
- 日本材料学会 編集委員(平成11年6月~平成16年5月)
- 日本木材学会第8期研究分科会第5分科会委員(平成14年4月~平成16年3月)
- 機能性木質新素材技術研究組合 研究推進評価委員会委員(平成14年4月~平成17年3月)
- 日本材料学会関西支部第53期常議員(平成16年6月~平成19年5月)
- 日本木材学会 編集委員(電子化担当)(平成20年6月~平成23年3月)
- 日本材料学会木質材料部門委員会会計幹事(平成22年6月~平成24年6月)
- 日本木材加工技術協会関西支部幹事(平成24年4月~平成28年4月)
- 日本木材学会 木材の化学加工研究会代表幹事(平成25年4月~平成27年3月)
- 日本材料学会関西支部第64-66期常議員(平成27年6月~平成30年5月)
- セルロース学会関西支部(平成29年5月~令和3年4月)
- 日本材料学会木質材料部門委員会委員長(令和2年6月~令和4年5月)